エンジンルームチェック

エンジンルームチェック まずボンネットを開いてエンジンルームを見渡してみましょう。各種フルード類の残量や色味、ベルトの張り具合や、ゴム系パーツの劣化によるひび割れの状況など、目で見たり触れたりして、ある程度の判断がつく部分もありますが、クルマの心臓部だけに一般ユーザーではコンディションの良し悪しをなかなか判断しづらい部位であると言えます。 参考になるのは、エンジンをかけた時に発生する様々な音。イグニッションキーを回した直後のエンジン音はどうしても高めで、2~3分ほどアイドリングを続ければ安定し、エンジン回転計もだいたい600~800rpm付近で落ち着いてくるはずです。 このとき、異音が無いか、注意深く耳を澄ましてみましょう。通常であれば、規則正しいエンジンの回転音と冷却用のファンの音が響いているはずです。 エンジンを支えるゴム系マウントの劣化による振動など、年式相応のヤレはどうしてもついて回ります。気になる部分が購入後に問題となるもかどうか、事前に確認しておけば納得のクルマ選びが出来ることでしょう。

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ワイパー

ワイパー ワイパーでまず確認すべきは直接ウィンドウと接触するラバー部分とブレード本体でしょう。どちらも消耗品なので、通常通りに使用していても、それぞれ半年ごと1年ごとの交換が必要なパーツです。 また、実際にウィンドウォッシャーをかけてラバーの拭き具合を確認してみましょう。 ワイパーを確認する際、もっともポイントを置きたいのは、ワイパーの根元にあるモーター部分です。経年劣化によってこのモーターが故障をきたすことがあります。異音がないか、ワイパーが正しいリズムで動いているか、確認しておきましょう。

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ライト

ライト ヘッドライト、ウィンカー、ハザード、補助灯、フォグランプ、後退用ランプ、室内灯と、多くのライト、電球(LED)が使用されいます。 これらのライト類は、完全な消耗品になりますので、たとえ購入直後に球切れを起こしたとしても、保証はほとんどないので念のため確認をしておきましょう。 これらは、車購入時前に点検確認される部位ですが、お客様自身の目で確認する事でより納得感の高いクルマ選びが出来ることでしょう。

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窓ガラス/ドア/パワーウィンドウ

窓ガラス/ドア/パワーウィンドウ まず確認したいのは、フロントガラスのひび割れの有無。 走行中、飛び石などによる衝撃で小さいひびが入ってしまうことがあり、走行中の振動などでさらに広がり事故の原因になる恐れがあります。 また基本的な操作確認として、すべてのドアの開閉ロック確認、パワーウィンドウの開閉確認、ミラー操作、サンルーフ車ならルーフの開閉など、運転席まわりの電装系チェックをひととおり行うべきでしょう。

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室内ミラー/サンバイザー/室内照明

室内ミラー/サンバイザー/室内照明 ルームミラーに防眩機能(夜間、後続車からのヘッドライト光を和らいでくれる機能)は付いているか、サンバイザーは運転席と助手席の両側にあるかなどをチェックしましょう。 もし助手席側サンバイザーの裏側に「バニティミラー」と呼ばれる化粧直し用のミラーがあれば、その車種のなかでも比較的グレードが高いクルマといえます。 室内照明もすべて点灯してチェックしましょう。昼間だと、どうしても見落としがちのチェック項目なので、気をつけて確認する事をお勧めします。

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シート

シート 運転席のシートは、“シートに座っただけで前オーナーの使い方が想像できる”というぐらいのチェック項目。しかし展示車のシートに座っても、極端にクッションがヘタっていない限り、その善し悪しを判断するのは難しいことです。それでも運転席と助手席の両方に座ってみれば、運転席のシートがどれぐらい劣化しているかがわかるはずです。 シートに付着した若干の汚れならば、ルームクリーニングをすれば消えてしまいます。ただ、タバコで焦がしてしまってできた穴などは修復が難しく、気になる方は、事前の確認を十分に行う事をお勧めします。

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ダッシュボード/灰皿

ダッシュボード/灰皿 中古車のダッシュボードや灰皿の状態は、前のオーナーの使い方が現れているものです。 たとえば、灰皿の表面が剥げているようであれば、当然“喫煙車”だったので、シートやウィンドの内側にヤニが付着しているかもしれません。シガーライターを確認してだいたいの使用頻度を推し量る事も出来ます。またコンソールまわりに傷がある場合は、もともと後付けでナビやオーディオを装着していた可能性があります。プラスチック樹脂のダッシュボードについた傷は修復難しいので、現車を実際に見て、納得した上でご購入することをお勧めします。

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ステアリングホイル(ハンドル)・エアバッグ

ステアリングホイル(ハンドル)・エアバッグ ステアリングホイルをチェックする時にはエアバッグが装着されているかを確認しましょう。エアバッグの有無で、保険の割引にも差が出ます。また、最近は助手席にもエアバッグのあるデュアルエアバッグ装着車や、横からの衝撃を軽減するサイドエアバッグの装着車も高級車を中心に増えて来ました。安全対策として、こうした装備がオプションで付いていないかチェックする事も、買い得感を高めるポイントといえます。

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タイヤ・ホイル

タイヤ/ホイル 中古車を購入する際は、消耗品であるタイヤにも気を配りましょう。タイヤの山がキッチリ残っているかどうか、クギなどが刺さっていないかなどの確認をしっかりしておきましょう。 足まわりチェックで気をつけることは、その車種の純正品ではないアルミホイル“社外品”を装着している場合です。その際、盗難防止用のロックナットを使用していると、ホイルをはずすにはキー代わりになる専用のアダプターが必要となります。これがないとホイルをはずすことが出来ません。きちんと、装着ホイル対応のアダプターがあるかどうかを確認しましょう。 社外品のホイルが装着している場合は、同時に始めから付いていた純正ホイルもセットであるかどうかを確認しまてみましょう。社外品ホイルの好みは人それぞれですし、純正ホイルに戻したいという場合は新たに購入しなくて済みます。

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排気の音とマフラー

排気の音とマフラー マフラーは規定の音量以下でないと警察に捕まる確立が高くなります。破損していないかはもちろん、社外品に換装されていないかも確認しましょう。 マフラーも消耗品のひとつ。温度の高い排ガスの通り道なので、いつかはその熱によって穴が開くものです。早いものは、4~5年で交換が必要となります。厄介なのは、購入直後にマフラーが壊れてしまった場合。消耗品なので保証対象外としているお店が多いので、購入前に保証内容をきちんと確認することが大切です。

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